おとうさん! おかあさん!
幼稚園児の「
みんな持っているから・・・。」の
みんなは、せいぜい3人です。 ayaママデータバンクより・・・・。
日本人は、『
みんな』が好きです。
みんなともだち・・
みんな一緒・・・は、なんだか安心感がありますものね。
それは結構なのですが、
時として、人は『
みんな』ということばを都合の良い隠れ蓑にします。
私が、このときちょっぴり悲しかったのは、
こんな小さな子が、「みんな、もっている。」という言葉で親を動かそうとしたことです。
残念ながら、この親は、
「あらあら、うちのかわいいayaが持っていないなんてかわいそう・・・。」と
おろおろする親ではありませんでした。
それよりも、『みんな』ということばの魔力に子どもが迷わないように
どう教えるかが、当時の私たち親にとっての課題となったのです。
では、みんなやっていることは、すべてやってはいけないのか?
そうではありませんね。
これは、ことあるごとに根気よく話し合っていくのみでした。
そうやって子どもに見極める力をつけていく。
付和雷同では、困るもの・・・ときには、それもありなのかもしれないけど・・・。
それも見極め力か・・・。
今を生きる私たちにも『見極める力』とても大切だと思います。