「ねぇ、見て!見て!」
と多分私の運転する車に同乗者がいれば
私は、大騒ぎしたであろう感動を・・・残念ながら独り占めした・・・。
会社のパーキングももうすぐそこ・・・というところで
ルームミラーにとてつもなく鮮やかなオレンジの物体が飛び込んできた。
ぐんぐんと昇っていく太陽だった。
(ハンドルを握ってさえいなければ、拝んでしまったやもしれない・・・・。)
日本画などでよく見る鮮やかな朱色の太陽も満更単に理想色ではないことを
わたしは、今朝、天然カラーに思い知らされたのだ。
美しい夕日を見る機会は、たびたびあるが、
あの朝日は、『生まれてはじめてみた』の表現に値するくらいに
私の脳裏に鮮やかに刻み込まれた。
そして、なにより今日も頑張っていこうと
自然のパワーを注ぎ込まれたそんな気がした。
おひさまは、人の心にも太陽電池・・・・。