遊びに来てくれた母が、夕食時に作ってくれたすまし汁。
最初に口にした私は、その塩辛さに驚き、皆の食事の手を止めさせる。
「かまつかさん家は、本当に薄口なんだからぁ。」と笑う母。
いえいえ、そうではありません、かあさん。
今日は、はっきりいいました。
物が見えにくくなったという視覚の衰えや音が聞こえにくくなったという聴覚の老化による衰えなどと同様に嗅覚や味覚にも老化はあるのだと思うのです。
ですから、いつも自分の味覚に頼っていると味が物足りなくて、ついつい濃い味になっていってしまうのではないかな?
気がつかないうちに体を壊してしまいます。
分量をきちんと量るようにアドバイスしましたが、言うことを聞いてくれるか?
心配なところであります。