こどもの日に観たおとなのおとぎ話。
ビッグフィッシュ
ひとりで観たせいもあって、自分はたぶんあのおとぎ話の中にいた。
人生ってアドベンチャーであり、生をうけたからには逃げられないものであり
それゆえにもっともっと愉快にうけとめて生きていくべき・・・。
「小さな池の大きな魚になりたくない。」という言葉が胸に残る。
いろいろな角度からとらえた愛のかたちにも感動。
中でもエドワードがサンドラにプロポーズするのにサンドラの家の前に
彼女の好きな水仙畑を作ってしまう。 息を呑むほどお見事。
それまでにも強引なアプローチはあったのだが・・・
監督好みかなぁ・・・一途さに女性なら多分yesって言っちゃうな。
クライマックスは、エドワードの息子のウィルが父親が天に召されるときに
父親のための話を作って聞かせるところ。
ここで、ようやく父子が結びつく。 エドワードがウィルに伝え聞かせていた話の
登場人物がみんな登場して彼を見送る。
真実と幻想の狭間をいったりきたりの映画だったけど、なんだか素直に感動。
また、観てみたいフィルム。